有効性・有用性

抗炎症作用
障害部位(損傷部位・炎症部位)の治癒促進、疼痛軽減効果

血管再生・血管新生作用
動脈硬化等による血行途絶に対する側副血行路血管新生促進

活性酸素除去作用
疲労回復、生活習慣病予防

免疫調整作用
アレルギー疾患

神経細胞修復・再生作用
末梢神経の修復効果

美容作用
組織修復作用による二次的なシワやたるみの改善および美肌・エイジングケア

発毛作用
AGAや薄毛

皮膚損傷治療

患部に培養上清液を皮下注射により注入する。 注入した皮下部位において、細胞分裂が活発になり皮膚組織の再生および損傷部位(皮膚傷口)の早期回復が期待される。 頭皮の皮下への注入により、発毛や育毛の効果や植毛の生着率を高めることが期待される。

関節内・損傷部位の疼痛緩和: 損傷・疼痛を発する関節内への注入する。 関節炎などの炎症を抑え骨膜などを再生する効果が期待される。

動脈硬化症の進展予防・慢性疼痛緩和

 静脈内に点滴投与する。 体内の損傷部位の細胞を活性化し、組織機能の老化現象を防御することが期待される。


美容効果

 
新しい皮膚細胞創生によるシワの予防・防止・解消、肌の弾力性の増強、肌の健康な色・ツヤおよび肌を滑らかにして抗老化作用が期待される。

目的

再生医療研究の促進に寄与することを目的として、現在販売されている「細胞シート培養機材(販売元:株式会社セルシード)」に比して、低販売価格およびパフォーマンスの優れた「幹細胞テープ培養機材製品」の製造販売をする。 新規「温度応答性細胞培養器材(細胞テープ 培養機材)」: 知的財産権保有者:「一般社団法人 細胞シート再生医療推進機構」 /代表理事 岡野光夫教授 「使用実施権」・「販売実施権契約」締結により、製品化および販売を実施する。

細胞テープ製品の特長・有用性

細胞結合性に起因する特異的有用性(特性)
細胞テープの移植  ⇒   縫合糸が不要
短時間での移植が可能(移植部位に被覆するのみ)

幹細胞をテープに培養し、剥離剤を用いないことより、幹細胞を積層化した
テープを製造することが可能。
「幹細胞テープ」を積層化することにより、立体化した細胞製品の製造が可能。

1.新規幹細胞テープの製造方法

新規対象疾患に対する最適な幹細胞およびその幹細胞テープの培養・製造方法の探索・検証研究を実施する。

2.細胞の保存・輸送方法

マスターバンク・ワーキングバンクおよび幹細胞テープ製品の輸送・保存方法に関する研究を実施する。
保存方法・条件のValidation
輸送方法(輸送容器の開発・輸送形状研究) 幹細胞テープ

3.培養上清液の基礎データおよび臨床的有用性

幹細胞テープ培養上清液の特異性の検証研究を実施する。
治療対象・目的の拡大を目的とした製品ラインナップの拡充研究を実施する。

4.造血幹細胞培養培地の新規製造方法

ヤマト株式会社(ヤマト糊)の「ヤマト糊の製造技術・ノウハウ」を用いた「造血幹細胞培養培地」に関するヤマト株式会社との共同研究を実施する。